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芸能人音楽・芸能人の本を集めています。
酒場の芸人たち―林家正蔵の告白
矢野 誠一
文芸春秋 刊
発売日 2006-01
なぜ「彦六」で無いのか? 2006-07-17
「林家」は、損な役回りの噺家だったと思う。「とんがり」(正論ではあるが周囲の理解はえられないのを承知で、意見する)であったが、彼の怪談話や、芸談は、私の知る限り、絶品であった。特に、「隋談」と称する噺は、「小三治のまくら」より優れていると思う。
ただ、「よいしょ」は出来ないし、「スジは曲げない」人だった。
私は、個人的にこの噺家を諸手を上げて評価するつもりはない。
しかし、彼に対するレクイエムを書くなら、「借り物」であったとしても筋を通して「正蔵」を捨てて「彦六」を名乗った彼の晩年の生き様に合わせるのが筋であろう。
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